看護学研究科・看護学部　地域保健看護学

　名古屋市立大学大学院看護学研究科・地域保健看護学のホームページへようこそ。
　私たちは、地域で暮らす様々な健康状態にある方々への健康支援について学んでいます。地域で暮らす人々の健康課題は母子保健、成人保健、高齢者保健、精神保健、難病保健、感染症保健など幅広い領域に及びます。またさまざまな健康状態にある方々を支援の対象とし、働きかけのレベルも個人・家族、グループ・組織、集団・コミュニティの各段階に及びます。多様な視点から健康支援について検討できるところが、地域保健看護学の強みかと思います。

　学部においては、地域で生活する人々の生活や健康を支援するための基本的な考え方や支援方法を学びます。また、保健師国家試験受験資格取得科目を担当する領域ともなります。
　大学院博士前期課程は、地域で暮らす人々の生活や健康の状態およびそれらに関連する社会的な事象に対して、人々の考え方や視点を重視しながら探究し、効果的な保健指導方法の開発、当事者と家族または支援者との相互作用の解明、保健師等看護職者の支援のあり方の提案等に取り組む研究活動を支援します。
　博士後期課程では、地域における健康に関する事象の深い理解や健康課題の具体的解決につながるような研究において、丁寧な文献検討や研究が依拠する理論的前提・基盤の学習に基づき、研究計画立案、調査実施、データ分析、博士論文作成というプロセスを、一貫したものとしてかつ創造的に組み立て、取り組むことを支援します。